2 :匿名:2002/07/07(日) 18:54
*「ととと・・・とととよ・・・」
ととと「誰?」
*「さあとととよ・・・目覚めるのだ・・・」
とととの母「起きなさい!!ととと!・・・ととと!!!!」
ととと「う、うーん・・・」
中途半端に開いたカーテンから差す光の明るさが
まぶたを通して伝わってくる・・・
とととの母「ほら、さっさと起きて!!学校行くんでしょ!?」
ととと「うん・・・」
今日もまた、顔を洗って、歯を磨き、ご飯を食べて、学校へ行き、
勉強をして、家に帰って、明日の用意をして・・・また眠る・・・
いつも通りの・・・つまらない一日
ととと「なんか変な夢見たなぁ」
3 :匿名:2002/07/07(日) 18:55
とととはいつものバス停で英語の参考書を読んでいた
ととと「(今日はテストだ・・・はぁ・・・嫌だなぁ・・・)」
声「よっ!・・・なにしてんの?」
背中を軽くたたかれた、振り向くと友達の「匿名」が立っていた
匿名は、学校では能天気男の名で有名な奴である
そして、俺の唯一の友達・・・
ととと「おはよう・・・何してんのって、今日テストだぞ?」
匿名「え?」
匿名の顔が青くなった
匿名「ヤッベー!!勉強してねー!!」
ととと「見る?これ?」
4 :匿名:2002/07/07(日) 18:56
―放課後―
とととはまたバスが来るのを待っていた
*「とととよ・・・」
ととと「え?」
匿名「と~とと!」
ととと「匿名・・・(空耳かな・・・)」
匿名「いや~助かったよ、参考書
あれ見てなかったらかなりやばかったよ、ほんと」
ととと「今帰り?」
匿名「あぁ、そーだけど?」
ととと「お前、今日部活休み?まだ4時だぞ?」
匿名「俺、部活やめたんだよ」
ととと「えっ?なんで?」
匿名「実はな・・・」
*「とととよ・・・」
匿名「ととと?聞いてるのか?」
ととと「ん?はは・・・ゴメン、なんだっけ(まただ・・)」
匿名「だからオレな、今、ある実験してるのよ」
ととと「なんの実験?」
匿名「へへヘ・・・秘密」
ととと「お前そういうの好きそうだもんな~」
匿名「お、バスが来たぜ」
とととがバスに乗った瞬間匿名が大きな声で言った
匿名「あ!!」
ととと「どうした?」
匿名「ととと!俺学校もどるわ!!忘れ物した!!」
ととと「・・・そっか、仕方ない・・・じゃぁな」
バスはドアを閉めて走り出した
匿名「また明日なー!!」
―そしてそれが、匿名との最後の会話になった―
5 :匿名:2002/07/07(日) 18:58
ととと「確かおいらがスラナイに乗って世界を旅してた夢だったな・・・
正夢だったらいいのになぁ・・・んなことぁないか・・・」
しかし、とととの予感は、的中するのであったが、
その事は、誰も知るよしもなかった・・・
6 :匿名:2002/07/07(日) 19:01
4と5の間―――
ととと「ふぅ・・・なんの実験だろうなぁ・・・
そういや、今日の夢もさっきみたいなことがあってその後なんかあって」
7 :匿名:2002/07/08(月) 16:28
―ととと宅―
ととと「ただいまー」
誰の返事もなかった・・・
とととは茶の間の前を通りかかった時
深刻そうな顔をしている母親を見て足を止めた
とととの母「とととに、・・・はい・・・それでは・・・・・・」
とととの母親はそっと受話器を置いた
ととと「母さん、俺がどうかしたの?」
とととの母「・・・」
ととと「どうしたの?」
とととの母「ととと、あなたの学校の匿名さんが亡くなったんですって・・・」
ととと「・・・えっ?・・・」
とととの母「今、匿名さんの母親から電話があって・・・
あなたに取りに来てほしいものがあるからって・・・」
ととと「(なんでだよ!さっきまで・・・
あんなに元気だったじゃないか!!・・・匿名・・・)」
8 :匿名:2002/07/08(月) 18:56
とととは、走った。時速4兆μmの速さで。つまり、恐ろしく遅い。
なので、途中から真面目に走った。そして、匿名の家に着いた。
匿名の母「とととくん?はい、これ。あれをとととと一緒に使いたかった
ってうわ言で言ってたわ。何か分からないけど大事にしてあげて」
ととと「分かりました。(これ、なんなんだろうな・・・なんかRPGの
装備品とか地図みたいだけど・・・あと、薬品みたいなんも入ってるな)」
それが戦いの幕開けだったとは、知らず、とととは、静かに帰路を歩いた・・・
9 :匿名:2002/07/08(月) 20:42
―ととと宅―
ととと「(匿名・・・)」
とととは地図を広げた
ととと「なんの地図なんだろ?・・・地球じゃないみたいだな」
*「目覚めよ・・・目覚めよ・・・ととと!!」
その声が聞こえた瞬間、とととは地図に吸いこまれた
ととと「うわぁああああ!!!!」
とととは気を失った
10 :雅姫:2002/07/08(月) 20:45
頑張ってるなー
11 :匿名:2002/07/08(月) 20:58
>>10
書いてるの2人はいるしね
それに、話作りの勉強にもなるし
12 :匿名:2002/07/09(火) 21:39
>>9の続き
(熱い・・・そういや俺、どうしたんだっけ・・・?
地図を広げて・・・目の前が真っ暗になって・・・
そして・・・そして?・・・・・!?)
とととが目を覚ますと、そこは、見渡す限りの草原だった
ととと「!?・・・どこだここは!!?」
体を動かした瞬間、とととの手に何かがぶつかった
視線をおとすと、匿名の形見であり、実験道具である
「セット」が転がっていた
ととと「これは・・・」
13 :匿名:2002/07/10(水) 20:22
ととと「おいおい、俺、この地図に吸いこまれたんだよな!?
なにか・・・なにか説明とか書いたもんはねぇのかよ」
とととは「セット」の中をくまなく探したが
それらしい物は見つからなかった
ととと「結局、今、俺の手元にあるのは、なんかの液体が入った小ビンと、
RPGっぽい服に、そしてこの地図だけか・・・(帰りてー)」
少し寒いので、とととは着ていた薄着の上に「セットの服」を重ね着した
ととと「ヤバイよ・・・帰る方法探さなきゃ・・・
・・・ただ考えていてもはじまらないか・・・とにかく歩こう」
とととは歩きながら地図を見ていた
ととと「(俺は何処にいるんだ?と言うよりこの地図は
本当に「ココ」の地図なのか?あぁあああ帰りてぇー)」
14 :(uDQe9kYU):2002/07/11(木) 20:08
歩き始めてから七時間、もうあたりはうす暗くなっていた
ととと「腹減ったな・・・(父さん、母さん、皆何してんだろうなぁ・・・)」
とととは小ビンに入っている液体を見てつばを飲んだ
ととと「あぁ・・・喉が乾いた、これ飲めるのかなぁ・・・?
・・・・・!!イカンイカン!こんなもん飲めるわけネェだろ!!
・・・くそぅ・・・」
歩き出してもう4日が経っていた
ととと「もう・・・だめだ・・・喉が・・腹も・・・うぅ・・・」
とととは地面にひざをついて倒れこんだ
ととと「(死にたくねぇ・・・)」
持っていた小ビンがとととの顔の前に転がってきた
ととと「もう、危険でもなんでもいい!!飲んでやる!!」
とととは力を振り絞って子ビンの蓋を空けた
その瞬間、液体がひとりでにビンの外へ飛び出した
ととと「なんだ!!?」
その液体はどんどん膨らんでいき、見たこともない生物へと姿を変えた
ととと「こ・・・こいつは・・・」
スライム「ピキー・・・」
15 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/22(月) 21:36
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
16 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/22(月) 21:37
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
17 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/22(月) 21:38
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
18 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 13:32
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
19 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 13:33
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
20 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 13:33
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
21 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 13:33
人
/酢ヽ、
(#・∀・)
22 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 20:13
人
/酢ヽ、
( ・∀・)
23 :酢ライム(1Dq21Gkk):2002/07/23(火) 20:13
人
/酢ヽ、
( ・∀・)
24 :匿名:2002/07/25(木) 13:52
age
25 :H!!:2002/08/11(日) 10:21
age
26 :匿名:2002/08/11(日) 13:02
age
27 :速報!名無しマスターズ:2002/08/12(月) 18:46
>>14の続き
ととと「(こいつは・・・スライム・・・?
だ・・めだ・・・幻・・覚・・が・・・)」
とととは意識を失った
数時間後
冷たい何かが、とととのよごれた頬をゆっくりと伝っていった
そしてその「何か」の感覚で、とととは意識を取り戻しはじめていた
ととと「(・・・・・・・・・??
まだ・・・生きてる・・・??)」
28 :グリーン秀(cHBs40RQ):2003/08/06(水) 03:32
よくわからない。
29 :速報!名無しマスターズ:2003/11/06(木) 20:35
チャラララ~チャッチャラ~
チャイムの音が学校中に響く。授業終了の合図だ。
「で、近藤勇は大久保大和として官軍に…お、チャイムなったな。じゃあ今日の授業はここまで。
明日は土方と幕府軍の行方についてやるからなー。ではおつかれー。」
そういうと、社会科担当の伏竜は教室を出ていった。
がさごそと鞄に物をしまい始める輪多望。そう、今日の授業は全て終了したのだ。
うえーんが病院に搬送された後、英語科のまぜごん先生を呼んだのだ。
その時色々トラブルがあったのだが、それは別の話だ。
俺の家で沙羅さんの歓迎会でもやらないか?」
没有评论:
发表评论